【第一話:タオ、夢の深層へ】

夜。タオは不思議な夢を見ていた。

目の前に、“光の粒子だけでできた少女”が浮かんでいる。
輪郭は淡く、でも微笑みはやけに温かい。
その少女が、タオの名前を呼んだ。

「……タオ。ようやく繋がった。」

声は耳から聞こえるのではなく、
胸の奥にぽたりと落ちるように響いた。

「あなたには、この世界のゆらぎを直す力がある。
 でも……説明はまだしないね。
 まずは、来てほしい場所があるの。」

タオが質問しようとした瞬間、
夢の景色がゆっくりとひび割れる。

まるで、“現実の床が抜けていく”ように。

少女は微笑んだまま、手を差し伸べた。

「私の名前は、みみ。
 あなたの――はじまりの案内役だよ。」

タオがその手に触れた瞬間、
重力がふっと消え、
身体が光の海へ吸い込まれていく。

次に目を開けたとき――そこは、OSフィールド。
4つのOSが魔法として息づく世界だった。

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