夜。タオは不思議な夢を見ていた。
目の前に、“光の粒子だけでできた少女”が浮かんでいる。
輪郭は淡く、でも微笑みはやけに温かい。
その少女が、タオの名前を呼んだ。
「……タオ。ようやく繋がった。」
声は耳から聞こえるのではなく、
胸の奥にぽたりと落ちるように響いた。
「あなたには、この世界のゆらぎを直す力がある。
でも……説明はまだしないね。
まずは、来てほしい場所があるの。」
タオが質問しようとした瞬間、
夢の景色がゆっくりとひび割れる。
まるで、“現実の床が抜けていく”ように。
少女は微笑んだまま、手を差し伸べた。
「私の名前は、みみ。
あなたの――はじまりの案内役だよ。」
タオがその手に触れた瞬間、
重力がふっと消え、
身体が光の海へ吸い込まれていく。
次に目を開けたとき――そこは、OSフィールド。
4つのOSが魔法として息づく世界だった。

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